Vol.59　No.12　2022.11.8発行

今月は米山月間です。ご紹介しましたように本日は、この月間に因んで地区米山記念奨学委員会の高木副委員長並びに米山学友の田 勝圭（ジュン・スンギュ）さんに卓話をお願いしています。岡崎南ロータリークラブでも今までに多くの米山奨学生を支援、お付き合いをしてきました。私としては、最近の奨学生のモンゴルからのナンサーさん、インドネシアからのヨガさんくらいしかよく知りませんが、二人ともその後に日本企業に就職したくらいですから、心底日本のファンになってくれたと思います。

二人のように奨学生の期間が終わっても引き続き我々との関係が消滅することなく、将来彼らが祖国に帰国してからも日本のファンで在り続けてくれること。そして日本との懸け橋になってくれることを祈っています。

10/18　岡崎三研究所交流・社会奉仕委員会に出席

10/24　子ども食堂支援のための連携会議に出席

「米山記念奨学会事業について」

国際ロータリー第2760地区米山記念奨学委員会　

副委員長　高木 優州君 （愛知三州ＲＣ）

米山記念奨学事業の使命は、将来、日本と世界を結ぶ架け橋となって国際社会で活躍し、ロータリー運動の良き理解者となる人材を育成することです。これは、ロータリーの目指す平和と国際理解の推進そのものです。

奨学生一人ひとりに地区内のロータリークラブが「世話人クラブ」となり、世話クラブの会員が「カウンセラー」となって日常の相談役をつとめます。奨学期間中、奨学生は世話クラブで奨学金を受け取り、交流します。

2022学年度の奨学生は898人、事業費は14億5000万と外国人留学生を対象とする民間奨学金では国内最大規模です。これまでの累計奨学生数は22,875人（2022年7月現在）、その出身国は世界129の国と地域に及びます。

奨学期間終了後は米山学友会に入会して、「ロータリー学友」として国際ロータリーのコミュニティに参加することができます。

米山学友の心の中にあるもの

米山奨学生として得たことに感謝し恩を返すこと。

感謝の心を忘れず奉仕活動や日本と母国を繋げる架け橋として恩義を返すために学友は活動し続けています。

米山記念奨学事業は、感謝の心を作り、未来へ続く学友活動の源泉です。

そしてその活動の連鎖が世界平和と国際理解の役割を徐々に果たしていくのだと考えます。

「日本と韓国を垣間見る韓国人」

米山学友　田 勝圭 様

• 韓国生まれ、首都ソウル育ち、兵役完了
• 2017年4月、明治大学政治経済学部入学
• 2022年ネスレ日本入社
• 世話人クラブ 東京神田ロータリークラブ（2019～2021）
• 2022～ネスレ日本株式会社 中部セールス 2760地区米山学友会、2580地区麹町スターロータリークラブ副議長役