Vol.59　No.23　2023.2.28発行

本日は2月最初の例会ですので会長挨拶は、10年前の今月「2013年2月」の内容とさせて頂きます。その時に起きたこと、その時に予想された状況が現状とは繋がらないことが多く起きていました。

2012年 中国貿易額 米国抜き世界一

この時期の中国の勢いでは、GDPにおいて世界一位になることが強く予想されました。しかし、現状ではそれは起きないであろうとの予想が強くなっています。その要因の一つが中国でも人口減少が始まり、高齢化のスピードが増すことです。わが国ではそれがもっと深刻な状況なっています。宗教・経済・社会体制等々を含め我々はどのような社会を目指すべきなのでしょうか。

中国発 微粒子PM2.5 市民不安 自治体監視体制整備

環境問題は、自国の問題としてとともに、パタゴニア社創業者が言うように全世界の人々が「地球人」としての意識を持ち、対応しなければ効果が出ません。

2012年  非正規労働者割合 35.2%過去最高 総務省

労働形態が多様化している状況の下で、この比率は今後下がることはないと思います。この状況からすれば、「非正規労働者」というような本来の働き方ではないという表現は修正されるべきではないかと感じます。働き方の多様化の例として私が所属する会計士業界においても登録人数の10％は監査法人及び会計事務所等ではなく、一般企業に所属（この状況をやはり従来、本来の業務でないくらいに言われていましたが）しています。この比率は今後、もっと高まっていく傾向です。

2/1  NY株終値14,000円台 史上最高値

アベノミクスに拠って確かに株価は上がりました。しかし、その後も現在も日本の成長（賃金の上昇も含めて）に結びついていません。

2/2  東京最低気温12.5度 平均より10度以上高い

SDGsを別にしても日本の夏が東南アジアの国々よりも暑くなっており、冬の雪も少なくなっているのも確かです。但し、地球の時間軸を超長期（億年単位）に伸ばすと「寒冷期」に入っているとも言われています。また、先日参加したセミナーの講師は、OECD加盟国でSDGsを声高に叫んでいるのは日本だけとも言っていました。先進国では、所詮経済的にメリットがないと環境問題には取り組まないことかと少なからずショックでした。

2/4  安倍内閣 支持率63%に上昇

同じように岸田内閣も上り調子を見越していたのでしょうが、この時代に較べて日本を取り巻く環境が著しく厳しく成っているのでしょう。日本に限らず、政権の支持率は低いです。

2/12 北朝鮮 3回目核実験 米中へ事前通知 2回目の2倍の威力

これだけは、今も変っていません。返って強行になっています。我々が生きているこの時代に戦争が起きる不安がおきるなんて思ってもみませんでした。人間が地球に存在する限り、戦争というものは無くならないとは思いたくありません。

2/15 ﾛｼｱｳﾗﾙ地方 直径17ｍの隕石 1,200人負傷 広島原爆20倍

神による地球人に対する「お灸」でしょうか。

2/18 ｱﾍﾞﾉﾐｸｽ 円安＄1.00＝￥94台容認

この後の異次元の金融緩和にて円安誘導にもアベノミクスは功を奏したことも確かです。しかし、我々の幸福感は向上していません。

2/20 1月貿易収支赤字最大 片や特許収支黒字過去最高

この頃から日本の経済形態は従来言われてきた加工貿易立国ではない形態に変化してきました。無形資産でも収益を上げるビジネスモデルも増えています。

2/22 訪米 安部首相ｵﾊﾞﾏ大統領会談  TPP、普天間移設焦点

TPPも経済問題ではなく、政治問題化しており、その後に自由貿易に制限が掛かる時代が再び来るなんてことも想像できませんでした。

沖縄問題を含む、防衛問題はその頃に比較して緊迫度が数段増し、複雑になっています。青臭い言い方ですが、武器製造企業が一番儲かるなんて信じたくありません。

1/31　岡崎三研究所交流・社会奉仕委員会に出席

2/7　第5回親睦活動渉外委員会に出席

2/10　岡崎５ＲＣ会長幹事会に出席

岡崎南ロータリークラブ細則・内規 改正審議議長　　佐野会長

岡崎南ＲＣ細則、細則に関連の内規事項　改正の件　（ 改正内容は、2023.1.31　ＦＡＸにてお知らせ ）

１．細則　第7条 委員会 第2節 クラブ奉仕委員会の一部改正

２．細則　第8条 委員会の任務 第4節 国際奉仕委員会の一部改正

３．内規　1.委員会及び委員の任務に関する事項の一部改正

提案　　小野会長エレクト