Vol.59　No.25　2023.3.14発行

本日は3月最初の例会ですので、会長挨拶は10年前の今月「2013年３月」の内容とさせて頂きます。 

✓ You Tube 利用者 月間10億人超

「東海オンエア」の人気は凄いですね。SNSような媒体で社会の意識が形成される時代になってきています。私のようなＤX化落ちこぼれ老人はどうしたら良いのでしょうか。

✓ 気象庁  21世紀末の日本の平均気温 20世紀より約3度上昇

2月にも同じ話題がありました。地球は寒冷期に入っているのに、それ以上に人類が温暖化の活動をしているのでしょうね。

✓ 3/5 NY株  5年5ｹ月振り最高高値 1万4,200ﾄﾞﾙ越え

アベノミクスのお陰で日本の株式市況も上昇しました。つい最近、次の日銀総裁候補も決まりましたが、異次元の金融緩和策はいつまで続けるのでしょうか。

✓ 3/10 東京 最も早い夏日 25.3度 6月中旬並み気温  日本は、その後に熱帯地方になってしまったようです。

✓ 3/11 東日本大震災から2年 　沖縄・辺野古埋め立て漁協同意

トルコでも大震災が発生しました。しかし、我々はすでの東日本大震災のことを忘れ掛けています。事ある毎に意識を呼び起こしたいと思います。

米軍基地問題、我が国の防衛体制等々、無関心でいられる時代は終わりました。しかし人類が存在している限り、地球上から戦争は無くならないのでしょうか。

✓ 3/11 新ローマ法王南米から初選出 フランチェスカ1世アルゼンチン出身

フランチェスカ法王は、「博愛と寛容の精神、宗教・民族・国家を超えて核廃絶やSDGsの達成」を訴え掛けています。我々ロータリーの活動方針と全く同じです。

✓ 3/15 安倍首相 TPP交渉への参加表明 甘利経済再生相担当  GDP3.2 兆円増、農業生産3兆円減

TPP（環太平洋パートナーシップ協定）はその後、日本では批准されたものの米国はトランプ大統領時代に当パートナーシップから離脱してしまいました。自由貿易的な方針から自国優先的（閉鎖的）な方針への転換が経済だけではなく、政治においても起きています。

確かに食糧の安全保障（自国自給率等）を考えると、ウクライナ戦争のようなことが起きること（我が国にとっては台湾問題でしょうか）を前提にして闇雲に農業分野でのTPPの方針を進めて良いのかを改めて検討すべきでしょう。

✓ 3/27 イオンがダイエーを子会社化 丸紅から 産業再生機構案件 司法試験 合格者目標3,000人撤回

産業再生機構は、形態は株式会社です。バブル経済破綻後に国が企業再生のデカい案件処理の為に創設した組織です。確か4～5年間くらいでその役目を終えて今は存在していません。その中の一件に自分自身も深く関わりましたのでこの社名は色んな意味で想い出深いです。関わった案件でも200億円近い金融債務を銀行から免除して貰いました。

ダイエーの再生案件は、確か二千億を超える債務免除となりましたが、産業再生機構が関わったものとしては失敗であり、イオンの力に拠ってようやく収集が付いたと記憶しています。

また、当案件で大型再生案件がほぼ終わり、金融円滑化法の期限も終わりの時期に来て居ましたので、次は中小の案件に移っていきました。

米国では、街で石を投げれば弁護士に当たるとか？これもどうかなと思います。何でもかんでも訴訟になる社会は決して良いとは思いません。

✓ 3/31 金融円滑化法期限切れ 2009/12施行

先の産業再生機構、この金融円滑化法（モラトリアム法）等々、バブル経済の後始末の仕組みでした。

後始末の中で、支援を受けた中には生き延びてはいけないゾンビ企業も含まれており、日本の経済構造の変革の足枷の一つになりました。その後、我が国の経済は進むべき方針を描けずに今に至っています。そして現状では、コロナ禍に対して「ゼロゼロ融資」が実行されました。また、同じことが繰り返されるような気がします。

3/4岡崎東ＲＣ創立50周年伝統芸能演奏会～雅楽と和太鼓の調べ～に出席